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【来週の相場展望】年初から10%落ちた日経平均は「2月の経済指標」を見詰める展開
2008/02/29 Fri [Edit]
3月期決算企業の業績修正は
常識で考えれば「下方修正」
ここにも株が落ちる要因がある
来週はもう3月である。年初、日経平均はザラ場ベースで1万5155円始まったが、現在は1万3600円程度に落ちている。10%強の落ち方である。これを小さいとみるか大きいとみるかは見方の分かれるところだが、ポイントはこれから戻すのか、あるいはさらに落ちるのかである。
ところで、3月は意外に動きが大きい月である。日経平均ベースで1997年〜2007年までの毎年「3月」の動きでは、「陽線・陰線」の割合は陽線6本、陰線5本とほぼ互角だが、前の月の「2月」に比べて高いケースの値幅平均値は654円、安い場合の平均値は326円というデータが出ている。99年3月のときは2月に比べ1469円高、06年3月のときも854円高高だ。つまり、意外と変動幅は大きいのだ。これはデイトレにはおいしい話ではないか。仮に相場が突っ込めば狙い目となる。
低位出遅れ株が主役の相場
相場が「下げる」と言う時と「落ちる」という間には微妙な差がある。下げるときは、マーケット独特の動きを含んだ動きと言うことができるが、落ちるというときは社会一般で使われる「物が腐ったから地に落ちる」といったように内容・実体が悪化したときに使われる。ここで、日経平均が年初から10%落ちたと表現したのは株の実体が悪化したと思われるからだ。
その実体を見る上で来週は日米で雇用統計などの2月分のデータが発表となる。さらに、そろそろ、「3月期決算企業」の業績修正が出始める。常識的に考えれば、「上方修正」より「下方修正」の可能性が強い。ここにも、株を落とす材料が近づいている。来週も低位の出遅れ株を物色する動きではないか。
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